不妊治療では、お金の問題は切り離せません。
不妊治療を始めようと考えていて、実際にはどのくらいの治療費用が掛かるかと気になる人も多いと思います。
私たち夫婦は、タイミング療法を経て人工授精にステップアップして、人工授精を5回行ったタイミングで妊娠に至りました。
期間でいうと約2年弱です。
もちろんトータルでの費用も、決して少なくない金額になりました。
この記事では、私たち夫婦が不妊治療で掛かった費用についてお伝えしていきます。
これから不妊治療を行おうと考えている人の参考になればと思います!
不妊治療に必要な費用の項目
不妊治療って、治療代だけじゃなくて他にも様々な費用がかかってきます。
実際に不妊治療を経験してみて分かりましたが、必要な費用って病院で支払うだけのお金じゃないってこと。
・診察費
・検査費(自費分を含む)
・人工授精費(自費診療)
・薬代
・交通費
・書類代
・サプリメント代
・書籍代(不妊治療)
ざっと挙げただけでも、私たち夫婦はこのような項目にお金が必要になりました。
不妊治療の証明書や助成金の申請に必要な書類のお金、病院までの交通費、風疹など抗体を調べるための検査費用など、様々な費用が掛かりました。
実際に掛かった不妊治療の費用
それでは実際にかかった、費用を発表していきたいと思います。
ざっくりとした金額をお伝えしていきます。
【治療期間は1年半、人工授精5回で妊娠に至った夫婦のケース】
私たち夫婦が不妊治療に掛かった費用は…
約120万円
私たち夫婦は、不妊治療でおよそ約120万円程度の費用が掛かりました。
病院によって若干の金額の差はあると思いますし、治療期間や病院までの移動距離などでもこの費用は変動してきます。
あくまで私たち夫婦のケースでは、約120万円が掛かったという計算になります。
※もちろん助成金や保険でまかなわれた部分もあります。
治療費以外にも出費は大きい
診察費や人工授精の自費分などのいわゆる治療費はウェイトとしては大きく占めますが、意外と費用が掛かったのが交通費。。
私たち夫婦が最終的に転院したのが、自宅から車で約2時間半のところにある病院です。
ガソリン代にプラスして、高速道路の料金…
しかも往復となると、毎回1万円の出費になってました^^;
交通費だけでも、30万円弱の費用が掛かった計算になります。
不妊治療だとご存知の通り、排卵時期の予測やHCGの注射のために、どうしても通院回数が多くなります。
その度に治療費+交通費だと、出費がどんどん積み重なっていきました(~_~;)
もちろん住んでる地域や、通院中の病院までの距離などによって変わってきますので、あくまで参考にして下さい。
体外受精ではさらに高額な負担
不妊治療では、お住まいの各自治体から助成金などの補助もあります。
これは非常にありがたい制度ですが、あくまで補助的な感じですし、個人負担の費用は多くなってしまいます。
そのため、どうしても不妊治療ではお金がかかってくるのが現状です(>_<)
さらに人工授精からステップアップして、体外受精となった場合には1回あたり約30万円〜50万円の費用が必要になります。
それに加えて体外受精後の通院や卵子の凍結費用など、さらに様々な費用が掛かってくるので、より大きな経済的な負担となってきます。
私たち夫婦は幸いなことに、この体外受精の手前の人工授精で妊娠することができました。
ネットや雑誌のコラムをみていると…
体外受精に進んだ人では、数百万円〜数千万円という大きな金額を不妊治療に使われている方もいます。
そういった方々に比べるとはるかに経済的な負担としては少ないんですけれども、それでもやはり120万円というお金は決して少ない金額ではないです。
それぞれのご家庭の生活、経済状況もありますから、その辺も考慮しながら治療の計画の参考にして頂ければと思います
おわりに
実際に不妊治療で掛かった費用についてお伝えしてきました。
それぞれの夫婦の治療の段階であったり、検査の項目によっても金額は多少前後しますし、治療内容によっても大きく費用は変わってきます。
あくまで私たち夫婦が、人工授精を5回行ったまでにかかった費用をお伝えしました。
これから不妊治療を始められる方、タイミング療法からのステップアップを考えられている方の参考になればと思います。
妊娠を望む全ての人に良い結果が訪れますようね!
最後までお読み頂きありがとうございました!